何日か前、偶然昔の伝書を研究している方のサイトの中に、豊臣秀吉や徳川家康に目をかけられていた金春流の大夫、金春安照(1549〜1621)の文章を見つけました。 うたいハ はらにほねおらせ候へば かほにクセなき物也。うたい […]
舞台に立ちました!
昨年12月の定式能で富士太鼓の舞囃子を舞って以来、7ヶ月ぶりに舞台で仕舞を舞わせていただきました。もともと邯鄲を舞うことになっていたのですが、三月に靭帯を痛め、激しい動きや立居が難しいことから、曲目を変更していただき、舞 […]
「声の道場」三講座
6月3日に東京渋谷で、28日29日と愛知県の豊田市で、珍しく依頼が重なり、1ヶ月に3回も「声の道場」を開講させていただきました。それぞれ50人の定員いっぱいでした。毎回事前のアンケートで 1. 講座を受けようと思った理由 […]
やりすぎない
3月末に靭帯を痛めたあと、なかなか体が戻らないまま、杖にお世話になりつつ、少しずつ舞台や講座、稽古と復帰しつつあります。ただ、当たり前ですが元のようには行かず、何事もゆっくりなので動く時間は倍以上かかりますし、リハビリを […]
「腹」が先か「腰」が先か
昔から笑い話のように「鶏が先か卵が先か」という話が、いろんな例えに使われます。三月末に膝を痛めてからのゆっくりした時間の流れの中で、自分の書いたブログを読み直し、ふと思いました。「腹が先か腰が先か」 能の構えや発声には「 […]
折って祈る
何年前からでしょう。何か心配事や気にかかることがあるたびに、気持ちを落ち着けるために小さな折り鶴を折っていました。何が起きたときも自分には祈るしかないな、と思ったからです。特にコロナが蔓延していた時には、終息を願って毎日 […]
「声の道場」から「すり足」へ
17、8年ほど前、日常の声が出にくいという悩みで「声の道場」にいらした75歳の女性がありました。若い頃から自分の本当の声よりも高い声で話していらしたせいで年齢を重ねて声が出にくくなっているのではないか、という私の判断に納 […]
今できることを!
三月末に右膝を痛め、20年来続けていた毎日のルーティンが続けられなくなって1週間ほど経ったある日のこと、ふと足を触ってみると太ももが細い。こんなに早く筋肉って落ちるものだっけ?とビックリ。片足立ちやスクワットなど朝晩のト […]
女性アナウンサーの声
朝日新聞の天声人語に、日本の女性アナウンサーの声が高い、ということが取り上げられていました。 私は和のボイストレーニングとして「声の道場」を始めて、あまりに日常の自分の声に悩む人が多いことに驚きました。その原因が日本語の […]
改めて「片足立ちのススメ」
前回のブログで報告しましたが、膝を痛めたことで今回初めて松葉杖生活を経験しています。使い方を教えて頂いた先生に「最初とは思えないね」と、驚かれました。初めから松葉杖に馴染めたのは、能の構えや運びのために毎日トレーニングし […]