「声の道場Ⅳ〜能の力を日常に〜」(一世出版)
が発売開始になり、私の手元にも届きました。
手に取ると、これまで出した三冊より頁数が1.5倍くらいあるので、ずっしり。持ち歩いて読んでいただくには少し重いかな、とは思いますが、編集で削りに削ってなおかつ読みやすいような字の大きさを選んだので、仕方がありません。
原稿でなく、本になって読み返すと、一般の方にはわかりにくいかな、という部分も少なからずあります。
校正の折、その部分をわかりやすく書こうとすると量が増え、そこを削ると物足りなくなる、私らしさがなくなる。その葛藤が大変といえば大変でした。
私の思いを理解してくださっている編集の方のお陰で、私らしさを残せた本が出来上がったように思っています。表紙の色味もとても気に入りました。
その時々のブログなので、それほど読む順番は関係ありません。多くの方に手に取って(下に置いたほうがいいかも)いただき、目次を見て興味のあるどこからでも、パラパラと目を通して、気楽に読み広げていただければ有難いなと思っています。