三月末に右膝を痛め、20年来続けていた毎日のルーティンが続けられなくなって1週間ほど経ったある日のこと、ふと足を触ってみると太ももが細い。こんなに早く筋肉って落ちるものだっけ?とビックリ。
片足立ちやスクワットなど朝晩のトレーニングが急に無くなったのですから当たり前なのですが、改めて毎日の積み重ねの大切さを思いました。
でも、そんな時は仕方がありません。元気でしっかり姿勢を保つことのできる上半身だけでも動かしてルーティンの時間をなくさないようにしよう、と切り替えました。松葉杖を付くことでそれなりに肩や腕には負荷は掛かってますから、固まらないようにストレッチをすることと、ゆったりした呼吸を意識することにしました。
前にブログにあげたように呼吸を合わせてストレッチをすると、使っている筋肉もよくわかります。前に痛めてどうにか治ったばかりの手首も休ませながら強化しよう。
安静期間が終わり足腰のリハビリが始まったら、きっとそれが役に立つと思ったのでした。
それからまた1週間、整骨院で軽いリハビリを教えて頂きながら、家の中では松葉杖を付かずにゆっくりではありますが歩けるようになりました。
検査をして頂いた整形外科の担当の先生に診ていただいたところ、
「痛めたのは2週間前だよね。治りが早いね」
と驚かれました。
「もうあとはリハビリの訓練を受ければいいでしょう」
と言われ、20年来診ていただいている接骨院の先生があることをお伝えすると
「ではそちらでしっかりリハビリしてください。ある程度厳しいものでも大丈夫ですよ。2週間ほどして経過だけみせてください」
と言われました。
少しずつトレーニングも始められそうです。
接骨院の先生からは
「今回の靭帯損傷は、躓いたというのはキッカケで、これまでの膝の酷使があってのことです。痛みが取れてもとのように動けるようになっても、大腿筋や回りの筋肉を鍛えて膝回りを安定させているわけですから、完治ではない。今後の膝の使い方や日常の動きに気をつけて」
と言われています。
若い時のようにすぐには戻らないし、同じように動けるようにはならないかもしれませんが、じっくり時間をかけて、また毎日のルーティンができるように、しっかり筋肉を戻していくつもりです。
これまでの条件反射のような動きにならないよう工夫して
「慎重に一呼吸置いて」「ゆっくり」
を忘れないように頑張りたいと思います。私にとってはトレーニングよりもそちらの方が難しいようですが…。