何年前からでしょう。何か心配事や気にかかることがあるたびに、気持ちを落ち着けるために小さな折り鶴を折っていました。何が起きたときも自分には祈るしかないな、と思ったからです。
特にコロナが蔓延していた時には、終息を願って毎日折っていました。
昨年明けに手首を痛めたとき、指先が痺れて自由に使えなくなり暫くやめていましたが、今回膝を痛めて暫くは家にいなくてはいけなくなり、手首もしっかり治って折ることができるようになっていたのでまた始めました。
箱いっぱいになって、何羽になったか数えたこともありません。心を落ち着けるのにとても役立っています。
小さなお子さんなどに折り紙の箱を作って折り鶴を入れてプレゼントしたり、目上の方の歳のお祝いのときにプレゼントに添えたりもしていました。
指先を使うのは脳を刺激して脳軟化の予防になるとも聞きます。
このところ忙しくて箱を開けなくなっていましたが、膝を痛めて静養の中、久しぶりののんびりした時間が思い出させてくれました。
周りの「無事」とともに、自分の現役復帰を祈って折り続けようと思います。