新聞紙で遊ぶ

この頃、新聞の配達をしてもらわない家庭が増えているようです。スマホがあれば、ニュースもテレビ番組もすべて見ることができるので、仕方のないことだとは思いますが、なんとなく寂しさを感じます。

読んだあとの古新聞紙も役立ちます。泥のついた野菜を包んだり、油を捨てるときにも、荷造りの間詰めにもよく使います。
娘や孫の小さい頃にはよく古新聞紙を使って一緒に遊びました。
細く巻いて棒状にし、戦いごっこ。丸めてセロテープで留めボールを作り、壁に大きい紙袋を掛けて玉入れ。大きくなるにつれ孫の要望に応えるため、古新聞紙は完全に私の工作の材料のようになってきました。
細く固く棒状にしたものを孫と一緒に何本も作り、固い台紙の周りに固定して上を一つにまとめ、いろんなものを吊るして、クリスマスツリーを作ったこともあります。作品をなかなか捨てさせてくれない孫に、娘からは「また家が片付かなくなる」とボヤかれたこともありましたが(笑)。
ある時、使い終わった新聞紙を片付けようと、クシャクシャと纏めて、使ってなかった一枚でグルグルと巻き、両側をネジて大きなキャンディーのようにしました。すると、
「これが載った帽子を作って!」
というのです。孫の頭の大きさに合わせて輪を作り、かぶれるようにして上にキャンディー状のものを載せました。それが気に入ったのか、
「お洋服も!」
ブラウスとスカートのようなものを作って完成、と思ったら
「お靴も!」
私も嫌いではないので、丸めたり、潰したり、失敗しても材料はいっぱいあるし、楽しんで作りました。
その時の写真があったのでアップしました。満足そうな孫の笑顔!
二三歳のことはそれほど覚えてないようですが、この遊びは思い出の中に残っているようです。

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