あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
元日恒例の靖国神社奉納から謡初、そして梅若会新春能と、穏やかな日和の中に令和6年が始まりました。
いつ何が起こるかわかりません。無事を感謝し祈りを捧げ、一日一日を大事に過ごしていきたいと思います。
今年は梅若会の例会での舞台の他、緑桜会では4月の杉並能楽堂での稽古会、夏の素謡稽古会、そして11月に新しい催し「繋の会」を予定しています。
緑桜会での謡や舞の稽古はもちろんですが、日本人の声と身体を見直す「声の道場」「能エクササイズ」に、より真剣に取り組み、いろんな意味で「先へ繋ぐ」ということを軸に、活動していきたいと考えております。
「能の持つ力」を少しでも周りに伝え、日本人の持つ力は、スポーツ選手や特別な人だけでなく、それぞれの体の中に潜んでいて、日常の中で活かせていける。
そのことを、一人でも多くの人に繋いでいけたらと思っています。