来週の梅若会定式能で仕舞「田村キリ」を舞わせていただきます。能「田村」は勝ち戦を扱った勝修羅と云われる能です。殆どの修羅能が滅びゆく平家の公達がシテである(負修羅)のに対し、勝戦の「八島」「箙」の源氏の武者がシテの二番と […]
仕舞「氷室」を舞う
3月17日(日)梅若会定式能で「氷室」の仕舞を舞わせていただきます。 現代はいつでも簡単に冷蔵庫で氷が作られますが、昔は夏場に氷を食するということは信じられないようなことでした。冬の間に積もった雪を固め氷を作り、夏でも低 […]
仕舞「錦木」を舞う
10月16日(日)の梅若定式能で仕舞「錦木」を舞わせていただきます。「錦木」は男の恋の執心を描いた能です。その昔、東北のある地方に、想う女の家の前に色鮮やかに飾った木(錦木)を置いておき、それを女が内に入れたら男の想いが […]
女性が舞う老女物
能の秘曲として「三老女」と言われる曲があります。流儀によって曲が違うものもありますが、観世流では「檜垣」「姨捨」「関寺小町」の三曲を言います。その他にも「関寺小町」に「鸚鵡小町」「卒都婆小町」を加えた三曲も年老いた小町を […]
野守を舞う
11月21日(日)の梅若会別会で、仕舞「野守」を舞わせていただくことになりました。野を守る鬼神の持つ「野守の鏡」。それは人の心の内をも見通すもの。その鏡を持ち現れた鬼神は東西南北四方八方、また天上地下をも残りなく鏡に映し […]
梅若会トライアル公演
10/18の第一回のトライアル公演、お陰様で無事に終了いたしました。 いらしてくださった皆様ありがとうございました。 続いて11/7㈯には「晩秋の調べ」が催され「音」「光」「香」と共に仕舞と素謡を楽しんで頂く企画となって […]
梅若会トライアル公演につきまして
3月の別会から7ヶ月、新型コロナ流行のための自粛後、新しい形の催しのための話し合いと準備を重ね、やっと梅若会が動き出しました。その最初を切りまして10月18日㈰開催の梅若会トライアル公演の第一部「梅若女流の会」にて舞台を […]