円回内筋から筋膜へ

手首の治療に通い出した新しい治療院での体験治療で、これまでの経緯をお話し、私の手首の痛みに、初めて知った「円回内筋」が容疑者として上がったこともお伝えしました。
その先生も施術の後
「確かに関係してると思います」
と言われ
「ただ施術して好転がなければ腕の前、首へ繋がる筋がスムーズに繋がっているかどうかを調べましょう」
そこでまた初めての言葉を聞きました。
「筋膜が固くなっていると痛みに繋がるんですよね」
「筋膜?」
そして首のところから肩、脇、肘、手のひらと腱を手でたどり、ある所に来ると擦るような動作をなさる。なんともないところもあり、「痛っ」というところもある。痛いところは筋膜が固くなっている箇所だそう。押すのではなく擦るように(筋膜を剥がすように)動かされるとだんだん痛みが取れ、その時は筋膜が緩んだのだとか…。
筋膜とは文字通り、筋肉の外側にある膜だったのです。

「円回内筋」から「筋膜」へ。また新しく身体のことがわかってきました。

Q  日常痛みが伴う動きでもやってもいいんでしょうか?
A  痛くても動作をやめれば直るようなときは、その動作はしてもいい。やめても痛みが続くようならしないように。

Q  掌の中程を擦っていただいたのが、指先に繋がっている感じがしたのですが、自分でやってみてもいいですか?
A  指と指の間の筋膜は自分で押しながら場所を探して擦って構わない。

Q  朝起きた時の手の強張りに対して腕のマッサージはしてもいいでしょうか?
A  両手とも肘の内側に印を入れておおくので、その筋膜の箇所に反対の腕を当て、3分ずつくらい柔らかく擦るといい。
A  寝る前に手首に集まってる腱を緩めるように、反対の手で手首を軽く持ってゆらゆら振るのもいい。

Q  手首は振ってもいいんですか?
A  いいけれどその前に腕を振って肩をほぐす動作をしてからの方がいい。

などなど、私の質問に対して即座に明確な答えを下さいました。
朝起きた時にある、強張りや痛みを、自分で恐恐ほぐしていたのですが、これから安心して自己ケアに繋げられそうです。

二人の先生から教えていただいたことを取り入れながら自分のできることをしていたら、だいぶ体から繋がる腕と指の動きがわかってきました。今回治った後も朝晩のルーティンに「腕から手首」のストレッチを加えられるようにできたらと思っています。
随分前に「危機を節目に!」という題でこれまでのことを書きましたが、またピンチをチャンスにする時が来たような気がしています。

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