前にブログにあげた「お転婆娘」でわかるように、私はスポーツが大好きです。オリンピック・パラリンピック期間も本当にいろんな競技を楽しみ、感動の連続でした。今もエンゼルスの大谷翔平選手の活躍を毎日チェックしています。ちょうど […]
稽古には男も女もない
8月21日、尊敬する野村幻雪先生が亡くなられました。1月にご入院なさっていたというお話を伺いましたが、その後退院されてからも7月まではお舞台をお勤めだったので、本当に驚き、しばらくは信じられませんでした。 普通であればお […]
104歳の聖火ランナー
3年程前にある雑誌で100歳を超えた現役美容師の日常生活の記事を読みました。お客様は日に一人二人のこともあるし、みえないときもある。けれども必ず朝からお店の掃除をして、鋏や剃刀を砥いで準備しているということでした。家の周 […]
FM能楽堂
8月29日(日)のAM6:00から、ラジオNHKーFM放送の「FM能楽堂」で、素謡「海士」シテ鵜澤久(観世流)と「杜若」シテ影山道子(宝生流)が放送されます。「海士」はシテ鵜澤久の他ワキ長宗敦子、子方鵜澤光、地謡に津村聡 […]
着付けのこと
私は母が和服中心の人だったので、若い頃から見様見真似でよく着物を着ていました。ですから仕舞のお稽古のときは、着流しで出かけてお稽古場で自分で袴を付けてお稽古していただくのが当たり前でした。 玄人になると、素人会で出演なさ […]
マスク時代の伝わる声
先月、またまた緊急事態宣言の中、新宿朝日カルチャーセンターで「マスク時代の伝わる声」の講座を受け持たせていただきました。自粛期間でもあり、五輪真っ只中、また猛暑の中集まってくださった皆様に、声の出し方だけではなく、何か健 […]
基本の型
5月の梅流会で「東北」を演能させていただいて、改めて基本の型をしっかり身に着けていることがいかに大事かを心に刻んだ私でしたが、この度は9月の梅流会で「自然居士クセ」の仕舞を舞わせていただくことになり、またその思いを深く取 […]
「こころみの会」と私
このところ、何回かに分けて「こころみの会」の挨拶文を並べ、その日付も添えていたら、それぞれの回の開催の間隔にだいぶ違いがあるのに気づきました。最初と2回目の会は女性能楽師としての自分探しでした。何をどのような形で舞うか、 […]
「こころみの会」挨拶文その3
またまた前回、前々回に続き「こころみの会」九回目十回目の挨拶文です。回を追うごとに番組における挨拶文の割合が多くなって来ているのが自分でも面白いです。 第九回「形見に想う」平成22年9月9日(木)62歳 いつも「こころみ […]
「こころみの会」挨拶文その2
前回の続き、「こころみの会」第六回からの挨拶文です。 第六回「年来稽古条々」平成19年10月16日(火)59歳 第六回の「こころみの会」は世阿弥の「風姿花伝」から「年来稽古条々」の項を取り上げてみました。若い頃、これは役 […]