5月の梅流会で「東北」を演能させていただいて、改めて基本の型をしっかり身に着けていることがいかに大事かを心に刻んだ私でしたが、この度は9月の梅流会で「自然居士クセ」の仕舞を舞わせていただくことになり、またその思いを深く取 […]
「こころみの会」と私
このところ、何回かに分けて「こころみの会」の挨拶文を並べ、その日付も添えていたら、それぞれの回の開催の間隔にだいぶ違いがあるのに気づきました。最初と2回目の会は女性能楽師としての自分探しでした。何をどのような形で舞うか、 […]
「こころみの会」挨拶文その3
またまた前回、前々回に続き「こころみの会」九回目十回目の挨拶文です。回を追うごとに番組における挨拶文の割合が多くなって来ているのが自分でも面白いです。 第九回「形見に想う」平成22年9月9日(木)62歳 いつも「こころみ […]
「こころみの会」挨拶文その2
前回の続き、「こころみの会」第六回からの挨拶文です。 第六回「年来稽古条々」平成19年10月16日(火)59歳 第六回の「こころみの会」は世阿弥の「風姿花伝」から「年来稽古条々」の項を取り上げてみました。若い頃、これは役 […]
「こころみの会」挨拶文その1
今回、能楽タイムズの対談をきっかけに「こころみの会」を振り返った時、毎回の番組の挨拶文に自分の能に対する思いが詰まっていることに、改めて気づきました。忘れかけていたその思いを大事にしたいと、10回分まとめてブログに残して […]
こころみの会
能楽書林から発行されている「能楽タイムズ」の7月号で「異色の女性能楽師」というタイトルで小田幸子先生と対談をさせていただきました。その折、以前に私が主催した「こころみの会」のことを聞いてくださるというので、開催した10回 […]
画事入門
私はよく能と日本画の繋がりのことをブログに取り上げています。 ある展覧会で「菊慈童」の絵に惹かれたものの、その作者である梶田半古のことをよく知らなかったことから、いろいろ調べていたときに、奥村土牛の弟子であった方の文章に […]
橋掛かり
前回「柱が作る三間四方」という題で、能舞台のことを書きましたが、その舞台の広がりに無くてはならない「橋掛かり」について述べたいと思います。 「橋掛かり」は揚幕から舞台まで、能楽堂によって多少の違いはあれ、ほぼ丁度いい長さ […]
柱が作る三間四方
だいぶ前に私の主宰する「こころみの会」で山本東次郎先生にお願いして杉並能楽堂で「東西迷(どちはぐれ)」という一人狂言をしていただいたことがあります。 ある山寺に一人で住む出家が、懇意にしている檀家の毎月の供養の日に、千僧 […]
父の色紋付
私が能の囃子や謡や仕舞の稽古を始めたのは、両親の影響ですが、大学を卒業して福岡の実家に戻った時は、父は素人ながら師範の資格を持ち、何人もお弟子さんを教えていました。それまで私が見た父は自分自身のことには何も欲がないように […]