「声の道場」には、「昔、謡の稽古をしていたけれど、なかなか声の出し方が分からずやめてしまった。発声からまた始めたい」という方もよくいらっしゃいます。節もわかっている方が多いのですが、基本の呼吸、発声の稽古をしばらくして、 […]
知識→意識→無意識
欧州のサッカーチームで活躍し、全日本のメンバーにも選ばれた古橋亨梧選手がインタビューを受けていました。彼が大事にしている言葉が、「知識、意識、無意識」だそうです。サッカーをやっていく上で高校の頃に先生から言われたことだそ […]
新たな道場
私が「声の道場」を始めて、すぐの頃入門した20代後半の女性、和の発声や能に興味を持ち、すぐに謡や仕舞を始めました。その中で自分の体の硬さや使えてない部分に気付き、稽古と並行して声・体の研究に努力していました。結婚子育ての […]
三年が経ちました
コロナでのホームステイの時期に始めた緑桜会のホームページ。当時はまだ催しやワークショップのお知らせもできなかったので、まずはブログを綴り始めました。「日本の言葉は、姿勢に気をつけることで声を出すときの飛沫を抑えることがで […]
バランスの大切さ
令和元年に出版させていただいた「声の道場〜人間力を取り戻そう〜」の中で、当時大リーグに移籍したばかりの大谷翔平選手のことを取り上げています。私は人間が生きていく上で、仕事と遊び、勉強と運動、家族と自分、公と私、などなど何 […]
講座の楽しみ
朝日カルチャーの講座が終了しました。人数はそう多くありませんでしたが、今回も熱心な方たちがお集まりくださり、とても集中して話を聞いてくださったり、実践してくださったり…。手応えのある講座になりました。その中に見覚えのある […]
マスク時代は過ぎても
朝日カルチャーセンターから、また講座の依頼が来ました。ちょうどコロナも収まりつつあり、マスクをつけるのが個人の判断に任せるということになって、担当の方から「マスク時代の伝わる声」という講座名でもいいかどうかの相談を受けま […]
やるかやらないか
侍JAPANのWBCでの軌跡そして優勝、本当に感激し、他のことが手につかないほど楽しませていただきました。その後の日本記者クラブでの栗山監督の会見も、その謙虚で誠実な対応と言葉に感銘を受けました。 特に心に残ったのは、あ […]
いつでも発信!
時々仕事で打ち合わせる40代の男性、昨年大病を患らわれ入院、暫く仕事を休まれていました。半年ほどでリハビリを続けつつですが、仕事に戻られました。先日仕事に復帰されて最初にお会いしたのですが、前より小さく見えました。打ち合 […]
謡の稽古と腰の痛み
いつものことですが、私が稽古のときに皆さんに一番注意をするのは構えです。謡でも舞でも、「前に掛かって」「骨盤を立てて」「腰から始めて」などなど…。ある時、発声の稽古を始めて間もない方が、稽古が終わったあとに椅子から立ち上 […]