能の出来不出来には、能装束の着付けがとても影響してきます。どんなに上手な方の能であっても、着付けの不具合があるとそちらに目が行ってしまって、十分に楽しめないことがあります。もちろん芸がまるで出来てない場合には着付けがいい […]
能「巻絹」を舞う
昨年末思いもかけず代役をいただき、2月11日(土)の梅若会定式能において、能「巻絹」を舞わせていただくことになりました。これからは舞囃子を中心に舞台を勤めさせていこうと方向を決めたところだったので、一瞬戸惑いましたが、師 […]
桜の正月飾り
年末に買い物にでかけ、マンションのドアに掛ける正月飾りを選んでいました。いつもはリースの形のものを選ぶのですが、ふとしめ飾り型の物に目が止まりました。真ん中に「桜」が付いていたのです。梅の付いたものはよくありますが、お正 […]
上を向いて歩こう
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年末、テレビで坂本九さんの「上を向いて歩こう」の特集をしていました。この歌が大ヒットしたのは私が中学生のころだったでしょうか。NHK放映される「夢で逢 […]
「なるようにしかならん」再び
今年の元旦のブログで自分のやるべき目標を新しく掲げました。やりたいこともたくさんあり、動き出したところでもありました。ところがそれから一週間も立たぬうち、2022は思いもよらぬアイスバーンでの転倒事故に始まってしまいまし […]
楽しい背くらべ
家の近くに住んでいた娘が11月初旬、少し離れたところに引っ越しました。日帰りができない距離ではないのですが、なにか用があるとすぐに会えたときと比べると、そうそう行けない距離です。先日、14歳になる孫娘の誕生日ということで […]
会の後の楽しみ
先日の楠森堂の会が終わった後、東京に帰るまでの楽しい話。 東京から参加のグループは、会が終わるといつも筑後川温泉に泊まることにしています。今回はコロナということもあり、あまり大勢一緒でない方がいいと考え相談して、もうひと […]
楠森堂の空気感
11月26日(土)、楠森堂での緑桜会が無事に終了しました。私達が滞在した25,26,27日、真っ青に晴れ渡り、コートもいらないような暖かい3日間でした。楠森堂の古い家は外が暖かくても中に入ると冷気があるのでいつもお客様に […]
反復稽古の成果
梅若会素謡会が終わりました。正式な会での独吟は初めてで、ほんの七八分なのですが、能や舞囃子に比べるとまた別の緊張感がありました。他の出演者も同じで、楽屋も独特の雰囲気でした。終わった人の緊張感が溶けていく中、最後の方だっ […]
狂言とサザエさん
私が最初に太鼓をお習いした津田美代子先生は福岡の女学校時代、漫画家の長谷川町子さんと同級生でいらしたそうです。今でもテレビで放送されていて誰でも知っている「サザエさん」はじめ「意地悪ばあさん」「弥次喜多道中」など、長谷川 […]