昨年末は例年よりも事が多く、家事にもしわ寄せが来て、働きすぎた感があります。そのせいか左手首が思うように動かなくなりました。台所での動作を含み家事労働はこんなに手首を使っていたのかと、今更のように思わされた、痛みをこらえ […]
仕舞「氷室」を舞う
3月17日(日)梅若会定式能で「氷室」の仕舞を舞わせていただきます。 現代はいつでも簡単に冷蔵庫で氷が作られますが、昔は夏場に氷を食するということは信じられないようなことでした。冬の間に積もった雪を固め氷を作り、夏でも低 […]
久しぶりの発熱
何年、いや十何年ぶりでしょう。熱を出して寝込んでしまいました。土日を挟んで38〜9℃の高い熱が続いたので、検査に行った所インフルエンザでした。これまでそれらしきものにかかった記憶がなく、予防接種もしたことがありませんでし […]
上下の均衡
「能の構え」は上半身を動かさないで身を運ぶ安定が必要なので、「腰を入れる」ということは不可欠です。その際、前重心で下方へ安定させる下半身に対し、上半身には腰から上へ伸びようとする下への抵抗が必要です。上半身はただ腰に乗っ […]
便利な時代の不便
昨年11月で最後になった楠森堂の会、とてもいい会になり、皆さんにも喜んでいただけました。この会は毎回、東京からの皆さんと、前後に予定を組んでツアーのような感じだったのですが、さながら私はツアーコンダクター。コロナ前は私の […]
繋ぐ
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 元日恒例の靖国神社奉納から謡初、そして梅若会新春能と、穏やかな日和の中に令和6年が始まりました。 いつ何が起こるかわかりません。無事を感謝し祈りを […]
my座枕デビュー
自分の座り方にフィットする座枕(商品としては枕)を見つけました。前に能の地謡の代役をいただいた折、1時間半の正座に不安があり、初めて舞台で座椅子代わりの布団を作って試してみました。なかなかうまく収まらず、脹脛がつったりし […]
喉を開く2
前にも「喉を開く」ということをブログに上げましたが、稽古でとても良い成果が生まれ、この頃は稽古でお直しするたびに「喉を開いて」といっています。そういう中、またまた印象に残るできごとがありました。同窓会で5年ぶりにお会いし […]
同窓会での出来事
毎年12月の第一土曜日に中学校の同窓会があります。久留米市の中学校ですが、1992年以来、コロナ禍で休みになった1回はあるものの31年も続いています。私は同窓会が始まった頃は、能楽師として活動し始めたばかりでもあり、子供 […]
膝と骨盤の関係
だいぶ前のことになりますが、催し5日前に能の地謡の代役をいただきました。期間がなくて覚えるのも大変でしたが、それよりもこのところ不安のある左膝が1時間半以上保てるかが心配でした。立ち居や舞は問題ないのですが、地謡座でなる […]