長年定期的に通っている接骨院の先生に、「少し内腿の筋力が落ちている」と言われ、簡単なトレーニングを教えていただきました。もちろん内腿が鍛えられているのはわかりました。でもそのときに思ったのは「これは発声トレーニングに使え […]
「腹」を考える 2
「声の道場」では皆さんに「腹」を感じていただくために、これまでいろんなことを実践してきました。最初の頃は、和の構えで下腹に手を当てたまま、ゆっくり深く腹式呼吸を練習し、体に息が入ったところで息を止め、そのまましばらく我慢 […]
「腹」を考える
「お腹から声を出して」とよく言います。ほとんどの人は、そう言われると大声を出します。それを続けていると喉が痛くなる。本当に腹から声が出ているのでしょうか。そもそも「腹から声を出す」とはどういうことを言うのでしょう。 昔は […]
声を作らない
「声の道場」には、「昔、謡の稽古をしていたけれど、なかなか声の出し方が分からずやめてしまった。発声からまた始めたい」という方もよくいらっしゃいます。節もわかっている方が多いのですが、基本の呼吸、発声の稽古をしばらくして、 […]
知識→意識→無意識
欧州のサッカーチームで活躍し、全日本のメンバーにも選ばれた古橋亨梧選手がインタビューを受けていました。彼が大事にしている言葉が、「知識、意識、無意識」だそうです。サッカーをやっていく上で高校の頃に先生から言われたことだそ […]
新たな道場
私が「声の道場」を始めて、すぐの頃入門した20代後半の女性、和の発声や能に興味を持ち、すぐに謡や仕舞を始めました。その中で自分の体の硬さや使えてない部分に気付き、稽古と並行して声・体の研究に努力していました。結婚子育ての […]
三年が経ちました
コロナでのホームステイの時期に始めた緑桜会のホームページ。当時はまだ催しやワークショップのお知らせもできなかったので、まずはブログを綴り始めました。「日本の言葉は、姿勢に気をつけることで声を出すときの飛沫を抑えることがで […]
バランスの大切さ
令和元年に出版させていただいた「声の道場〜人間力を取り戻そう〜」の中で、当時大リーグに移籍したばかりの大谷翔平選手のことを取り上げています。私は人間が生きていく上で、仕事と遊び、勉強と運動、家族と自分、公と私、などなど何 […]
講座の楽しみ
朝日カルチャーの講座が終了しました。人数はそう多くありませんでしたが、今回も熱心な方たちがお集まりくださり、とても集中して話を聞いてくださったり、実践してくださったり…。手応えのある講座になりました。その中に見覚えのある […]
マスク時代は過ぎても
朝日カルチャーセンターから、また講座の依頼が来ました。ちょうどコロナも収まりつつあり、マスクをつけるのが個人の判断に任せるということになって、担当の方から「マスク時代の伝わる声」という講座名でもいいかどうかの相談を受けま […]