自分の座り方にフィットする座枕(商品としては枕)を見つけました。前に能の地謡の代役をいただいた折、1時間半の正座に不安があり、初めて舞台で座椅子代わりの布団を作って試してみました。なかなかうまく収まらず、脹脛がつったりし […]
喉を開く2
前にも「喉を開く」ということをブログに上げましたが、稽古でとても良い成果が生まれ、この頃は稽古でお直しするたびに「喉を開いて」といっています。そういう中、またまた印象に残るできごとがありました。同窓会で5年ぶりにお会いし […]
同窓会での出来事
毎年12月の第一土曜日に中学校の同窓会があります。久留米市の中学校ですが、1992年以来、コロナ禍で休みになった1回はあるものの31年も続いています。私は同窓会が始まった頃は、能楽師として活動し始めたばかりでもあり、子供 […]
膝と骨盤の関係
だいぶ前のことになりますが、催し5日前に能の地謡の代役をいただきました。期間がなくて覚えるのも大変でしたが、それよりもこのところ不安のある左膝が1時間半以上保てるかが心配でした。立ち居や舞は問題ないのですが、地謡座でなる […]
楠森堂の会が終わりました
11月28日(火)、最後の楠森堂の会が無事に終了いたしました。前から天気予報を見て案じていた通り、風が強く、落ち葉が舞台一面に散りながらの公演になりましたが、時々座敷に差し込む木漏れ日とともに、それを風情と楽しんでくださ […]
強い息で謡う
梅若会別会能で梅若紀彰先生の「山姥 雪月花之舞」が上演されました。私の大好きな能です。申し合わせも本番もできる限り拝見させていただきました。幕の内からでしたが、その大きさが伝わってくる、素晴らしい山姥でした。桜雪先生は体 […]
間狂言の大切さ
40歳で能楽師として玄人に取り立てていただいてからは、公演のときに楽屋にいることが多くなりました。それでも見所から拝見したい能があると、チケットを買ってお客様側から拝見していました。素人の頃と観方が違うのは舞台全体を見る […]
「花月」のこと
大分県日田にある岳林寺は、1342年に後醍醐天皇の勅願で、大蔵永貞により創建されたお寺です。代々日田郡郡司であった大蔵氏は私の父方の先祖にあたります。 岳林寺には創建当時の逸話として、能「花月」の物語に繋がるような逸話が […]
深大寺観月会
10月27日、深大寺で観月会が催され、初めて能以外の分野の方たちと舞台をご一緒させていただきました。力強い薩摩琵琶と語り、柔らかで雅な楽琵琶と龍笛、能管と謡、それに打物(創作された打楽器で沁み入るような音色です)で、平家 […]
「休め」の体勢
毎年拝見に伺う能公演で、いつも開演に先立って歌人の馬場あき子先生が解説をされます。立ったまま30分ほどお話しをなさるのです。90歳を過ぎていらっしゃるのに、お着物姿で楽々と立ってとても楽しい解説をなさると、颯爽と退場され […]