来週の梅若会定式能で仕舞「田村キリ」を舞わせていただきます。能「田村」は勝ち戦を扱った勝修羅と云われる能です。殆どの修羅能が滅びゆく平家の公達がシテである(負修羅)のに対し、勝戦の「八島」「箙」の源氏の武者がシテの二番と […]
緑桜会稽古会終わりました
杉並能楽堂での稽古会、無事に終了しました。会員の皆さんは存分に力を発揮なさいました。何人か体調に心配のある方があったのですが、一人もお休みなく催せたのはとても嬉しいことでした。 もしかしたら 「自分では満足できないところ […]
指の力が戻ってきた!
年末から1月にかけて左手首、その後庇っていた右手首まで痛みが出て、リウマチを疑って検査したり、手首を主に扱っている治療院を探したり、いろいろ試行錯誤しながら、自己ケアを目指して治療していただいていました。「注射や手術はし […]
喉を開く3
以前から西洋と日本の発声を比べ、和の発声では口を縦に開けず、顎を横に使うという事を述べてきました。以前のブログ「喉を開く」の回で英語の発声の教え方で、「喉を開くために欠伸をするときのように」と述べてあるのを見つけ、和の発 […]
芸術文化雑誌「紫明」
写真家の三上史規さんが撮影してくださった「東北」の写真が、丹波古陶館・篠山能楽資料館友の会で発行していらっしゃる雑誌「紫明」に掲載されました。内容とは関係なく「東北」間狂言の研究論文に「東北」の能の写真として出ているだけ […]
「桜」の一字
今月29日(月)は杉並能楽堂で緑桜会の稽古会を催します。お稽古にも熱の入る時期になってきました。 今年は桜の開花が遅いといいますが、私の小さい頃は早くても遅くても桜は三月末の卒業式の頃から咲きはじめ、四月初旬の入学式の頃 […]
円回内筋から筋膜へ
手首の治療に通い出した新しい治療院での体験治療で、これまでの経緯をお話し、私の手首の痛みに、初めて知った「円回内筋」が容疑者として上がったこともお伝えしました。その先生も施術の後「確かに関係してると思います」と言われ「た […]
容疑者は見つかったけれど…
手首にはそれぞれの指を動かす腱が集中しています。首から肩、肘と筋肉や腱で繋がり、手首に集中するとそこから5本の指へ広がり細かな筋肉が指先の動きを掌るのです。 手首が痛いといっても原因は様々。どの筋が問題なのかを見つけなけ […]
8ヶ月ぶりに出会う
あるとき、お弟子さんから「先生が前にブログで取り上げられていた亀井聖矢さん、今度の情熱大陸に出られますね」と教えていただきました。去年の7月「体技心」という題で書いたブログでした。たまたま目にした番組で彼の演奏とインタビ […]
砧の舞囃子
お声をかけていただいている囃子の素人会の番組が届きました。拝見したら「砧 前」の舞囃子に私の名前が付いていました。26 .7年前に舞囃子で一度舞わせていただいたことがありますが、今思うとその頃はまだまだ「砧」を舞えるだけ […]