長年定期的に通っている接骨院の先生に、「少し内腿の筋力が落ちている」と言われ、簡単なトレーニングを教えていただきました。もちろん内腿が鍛えられているのはわかりました。でもそのときに思ったのは「これは発声トレーニングに使え […]
「腹」を考える 2
「声の道場」では皆さんに「腹」を感じていただくために、これまでいろんなことを実践してきました。最初の頃は、和の構えで下腹に手を当てたまま、ゆっくり深く腹式呼吸を練習し、体に息が入ったところで息を止め、そのまましばらく我慢 […]
「腹」を考える
「お腹から声を出して」とよく言います。ほとんどの人は、そう言われると大声を出します。それを続けていると喉が痛くなる。本当に腹から声が出ているのでしょうか。そもそも「腹から声を出す」とはどういうことを言うのでしょう。 昔は […]
声を作らない
「声の道場」には、「昔、謡の稽古をしていたけれど、なかなか声の出し方が分からずやめてしまった。発声からまた始めたい」という方もよくいらっしゃいます。節もわかっている方が多いのですが、基本の呼吸、発声の稽古をしばらくして、 […]
折り目正しく
最近聞かなくなった言葉のひとつに「折り目正しい」があります。行儀が良かったり、礼儀正しかったり、動作行動を褒めるときに「折り目正しい」という言葉は、昔からよく使われていました。折り紙文化、着物文化など、日本には角や筋をき […]
「申合せ」とリハーサル
6月の梅若会定式能で「自然居士」がありました。つい思い出したのですが、師匠が演じられた「自然居士」の能には忘れられない舞台があります。 20年ほど前だったでしょうか。「自然居士」がNHKで放映される事になり、梅若の能舞台 […]
知識→意識→無意識
欧州のサッカーチームで活躍し、全日本のメンバーにも選ばれた古橋亨梧選手がインタビューを受けていました。彼が大事にしている言葉が、「知識、意識、無意識」だそうです。サッカーをやっていく上で高校の頃に先生から言われたことだそ […]
新たな道場
私が「声の道場」を始めて、すぐの頃入門した20代後半の女性、和の発声や能に興味を持ち、すぐに謡や仕舞を始めました。その中で自分の体の硬さや使えてない部分に気付き、稽古と並行して声・体の研究に努力していました。結婚子育ての […]
体技心
以前、たまたまテレビを見ていたら「日曜日の初耳学」という番組で2022ロン=ティボウ国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝した新進気鋭の亀井聖矢さん(21歳)の演奏があり、惹き込まれて聴きいりました。美しいというだけでなく […]
もはや求道者
このブログでは何度も大谷翔平選手のことを取り上げていますが、その後も私の気になる語録が目や耳に入ってきます。 幸せとは…… 成果が出るから楽しく、辛いと思うとやめるのが人だと思うので、今やっていることが辛くても、そこに続 […]