令和元年に出版させていただいた「声の道場〜人間力を取り戻そう〜」の中で、当時大リーグに移籍したばかりの大谷翔平選手のことを取り上げています。私は人間が生きていく上で、仕事と遊び、勉強と運動、家族と自分、公と私、などなど何 […]
講座の楽しみ
朝日カルチャーの講座が終了しました。人数はそう多くありませんでしたが、今回も熱心な方たちがお集まりくださり、とても集中して話を聞いてくださったり、実践してくださったり…。手応えのある講座になりました。その中に見覚えのある […]
生涯の友
昔から謡を稽古するとこんなに良いことがありますよ、という言い習わしがあります。謡十徳とか十五徳とか、地域によって少しずつ違うのですが、その中に必ずある語句に「友無くして閑居慰む」というのがあります。「友達がいないときでも […]
新たなスタート
緑桜会30周年記念大会を無事に終了いたしました。支えてくださった先生方、会員の皆様、応援してくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 私が立ち上げました「声の道場」も今年で17年目を迎えます。ちょうど緑桜会の15周年 […]
マスク時代は過ぎても
朝日カルチャーセンターから、また講座の依頼が来ました。ちょうどコロナも収まりつつあり、マスクをつけるのが個人の判断に任せるということになって、担当の方から「マスク時代の伝わる声」という講座名でもいいかどうかの相談を受けま […]
芸術は長く 人生は短し
坂本龍一さんが亡くなられました。いろんな分野で世界的にも多大な足跡を残され、最後まで病と向き合いつつも音楽プロデュースを全うされました。坂本さんが好まれた言葉に「芸術は長く 人生は短し」があると伺いました。音楽でも美術で […]
三十周年記念大会
私が玄人として梅若会に所属させていただき、能楽師として歩き始めたのは昭和63年、師匠の梅若桜雪先生が56世梅若六郎を襲名なさった年でした。玄人としての初舞台が、その襲名披露の公演での連吟でした。何年かしてお弟子さんが 数 […]
やるかやらないか
侍JAPANのWBCでの軌跡そして優勝、本当に感激し、他のことが手につかないほど楽しませていただきました。その後の日本記者クラブでの栗山監督の会見も、その謙虚で誠実な対応と言葉に感銘を受けました。 特に心に残ったのは、あ […]
いつでも発信!
時々仕事で打ち合わせる40代の男性、昨年大病を患らわれ入院、暫く仕事を休まれていました。半年ほどでリハビリを続けつつですが、仕事に戻られました。先日仕事に復帰されて最初にお会いしたのですが、前より小さく見えました。打ち合 […]
謡の稽古と腰の痛み
いつものことですが、私が稽古のときに皆さんに一番注意をするのは構えです。謡でも舞でも、「前に掛かって」「骨盤を立てて」「腰から始めて」などなど…。ある時、発声の稽古を始めて間もない方が、稽古が終わったあとに椅子から立ち上 […]