緑桜会

「和の発声」をお教えする場として立ち上げた「声の道場」でしたが、思いもかけず、日常の自分の声に悩みを持つ方が多くおみえになります。 随分前に「腹式呼吸はできるのに声が響かない」という方がみえました。「ヨガを教えているが、 […]

北京オリンピックでのスピードスケートの高木美帆選手の活躍、本当に凄かったですね。その後の世界選手権でも大活躍です。彼女のインタビューでの落ち着いた態度や言葉、自然な声、とても好感が持てます。 今から12年前、高木美帆選手 […]

40代半ばと50代半ばに「能が舞えなくなるかも」と思うような出来事があり、それを乗り越え良い節目になったことをブログの中で前に述べました。今回のお正月転倒事故は私にとってその2回に次ぐ危機でした。 まだ腰に違和感が残ると […]

50代半ば、14.5年ぶりで主人とボウリングに行ったときのことです。学生時代ボウリングクラブに所属していて、全国大会にも出場していた私は、昔通りのイメージでゲームをしました。思ったよりスムーズに投げることができ、得点は1 […]

前回の「危機を節目に」で述べた、46歳のときに脳動脈瘤をクリップで留める手術を受けてすぐの頃の話です。 退院して2週間あまり…髪の毛を全部剃っての手術でしたからまだ1センチぐらいしか髪が伸びていなくて、外出時は鬘を付けて […]

40歳で能楽師になって34年になります。その中で「もう能ができないかもしれない」と思ったことが三度ありました。 最初は46歳のときでした。猛暑の夏、突如経験したことのないような頭痛に襲われました。冷やしても薬を飲んでも治 […]

20年ほど前、一度だけヨーロッパ公演のお手伝いに同行させていただいたことがあります。その折アムステルダムで連れて行っていただいたお店で、ある先生に「袴を入れるのにとても使いやすい」と教えていただいた製図鞄を買いました。軽 […]

腰を痛めてどういう体勢でいても辛い、そういう日々が続いたときも、やっぱり「正座」は私にとって基本の形でした。「イタタタタ」といいながらもどうにか「正座」に持ってくる。まずはそこで痛みは止まります。それからいつものように腰 […]

例年通り靖国神社で奉納の仕舞で2022年が始まり、7日の朝は謡初めと初会の申し合わせのために東中野の梅若能楽学院会館へ向かっていました。前日からの雪がアイスバーンになっていて、歩き慣れた道なのに、少しの坂に足を滑らせお尻 […]

昨年末の「女流能に親しむ会」で舞った舞囃子「山姥」は私に新たな目標を作ってくれました。若い頃からの課題曲でありながら、師匠の素晴らしい能を何度も拝見し大好きな曲でありながら、仕舞では何度か舞いましたが、能として取り組むこ […]